ファストフードの2020年の国内市場規模は、前年比2.5%増の3兆3,088億円が見込まれている。
新型コロナの影響で一部店舗の営業時間短縮や休業などのマイナス要素はあるものの、日常食としての需要が底堅いことから影響は比較的小さく、テイクアウトやデリバリーの需要が伸びていることから拡大すると予想されている。
苦戦するカテゴリーが多い中、注目されているのがイートイン・テイクアウト両方を含めた「唐揚げ」で、新規出店の加速で2020年の国内市場規模は前年比23.1%増の1,050億円が見込まれている。
また、ハンバーガーは需要が底堅く推移して同3.4%増の7,302億円、宅配ピザは外食を控える消費者の需要を取り込んで同5.0%増の1,492億円、回転ずしは店舗数の増加や客単価の上昇で同1.3%増の6,790億円が見込まれている。
要が伸びていることから拡大すると予想されている。